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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年8月24日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:CODELCO管理者組合がInca de Oro銅プロジェクト一部売却についてPiñera大統領に要求予定

8月18日付け地元紙等は、チリ国営CODELCO管理者組合FESUCは、チリ第Ⅲ州でCODELCOが所有するInca de Oro銅プロジェクト66%権益を豪州鉱山会社PanAustに売却する契約を拒否するようSebastian Piñera大統領に要求する予定であると述べた。PanAust社はこの66%権益に対し45百万US$を提示し、CODELCOとPanAust社との間の合意が2010年2月に発表されている。 CODELCOはチリ国内及び海外での鉱山開発プロジェクトにおいて第3者とのJV形成できるが、その契約には政府の承認を必要とする。CODELCOは、Inca de Oro鉱床の規模はCODELCO自らが開発・操業するには十分でなく、66%権益売却契約は妥当であると述べている。しかしながら、FESUCは、CODELCO 事業所の中で最小かつ最も利益が少なく、当初2011年閉鎖予定が現在2038年までの延長が検討されているEl Salvadorディヴィジョンとのシナジー効果を生むため、CODELCO自らがInca de Oro鉱床を採掘すべきであると主張している。 CODELCO Diego Hernandez総裁は、Inca de Oroの一部売却合意が2010年5月の自らの総裁就任以前であったため、政府承認を求めるまで評価する時間が必要であると述べていた。Hernandez氏が既に評価したかどうかについては公表されていない。 Inca de Oro鉱床はポーフィリー銅鉱床で、硫化銅の埋蔵鉱量250百万t;品位Cu 0.46%で、金、銀、モリブデンを含む。プロジェクトはプレFS段階で、直近の評価では露天採掘により年産銅50,000t、金40,000oz(1.24t)、マインライフ10年との数字が発表されている。

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