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ニュース・フラッシュ

2010年8月31日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:El Tesoro鉱山がMirador鉱床の酸化鉱石取得契約を締結

 8月24日付け地元紙等は、El Tesoro銅鉱山の70%権益を所有しMirador銅鉱床の100%権益を有するチリAntofagasta Minerals社は、2010年H1に完了したFSの結果に基づき、Mirador鉱床の酸化銅鉱をEl Teroso鉱山の埋蔵鉱量に含める投資額350百万US$の契約を承認した。
 2010年H1業績報告会議の席上でAntofagasta plc社Marcelo Awad CEOは、FSにより、確定及び推定埋蔵量合計が22.2百万t;品位Cu 1.33%(カットオフ品位Cu 0.35%)となり、6 km離れたEl Tesoro鉱山の鉱石処理施設でMiradorの酸化銅鉱石を処理することが技術的及び経済的に妥当であるとの結果となったと述べた。この契約は2010年H2に成約する。
 独立した評価に基づいたこの契約は、新しい鉱床の酸化銅鉱をEl Tesoro鉱山の生産計画に組み込むことにより現在価値を高めることを主眼としており、資金は主として銀行からの借入金で賄う予定であるとMarcelo Awad CEOは述べた。
 第Ⅱ州Sierra Gorda地区においては、以前Antofagasta Mineralsの親会社Antofagasta plcとEl Tesoro鉱山の30%権益を保有する丸紅株式会社がEsperanza 鉱山開発等に係わる契約を締結したが、この契約でも同様に丸紅が30%権益を取得する。
 Mirador鉱床は投資額32百万US$の剥土工事を2010年末までに開始し、2011年末までに完了する計画である。Mirador鉱床酸化銅鉱からの銅生産量は2012~2014年の間に計231,000tとなる見込みで、その結果、El Tesoro鉱山の年間銅生産量は平均100,000t近くまで増加し、マインライフは当初の2019年から2022年まで延長される。

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