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ニュース・フラッシュ

2010年8月31日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:第Ⅲ州の小規模鉱山が安全対策改善のため操業停止命令を受ける

 8月24日付けチリEstrategia紙によると、第Ⅲ州Taltal地区の小規模鉱山協会Ivan Pavletic会長は、最近2週間の厳格な安全基準モニタリングにより、同地区にある15の小規模鉱山の操業が止められたと述べた。
 チリ鉱業協会Alberto Salas会長によると、8月5日の第Ⅲ州San Jose銅・金鉱山の坑内崩落事故を受け、チリ当局は安全基準監督を強化している。小規模鉱山は安全基準を遵守することを望んでいるが、操業状況を改善するためには資金が必要となるとPavletic会長は述べた。また、第Ⅲ州コピアポ小規模鉱山協会Eduardo Catalano会長は、鉱山会社は鉱業部門発展のために国の支援を必要としており、安全対策改善のための特別融資枠を国に要望することを計画していると述べた。
 一方、Rodrigo Hinzpeter大臣は、San Jose鉱山を所有するMinera San Esteban Primera社に坑内に閉じ込められた作業員の救出費用を負担させるための法的手続きをとるように、国防審議会(CDE)に対して命じた。
 San Esteban Primera社の弁護士Hernan Tuane氏は、8月23日の週の初めに、会社は鉱山従業員の給与及び救助活動の費用を支払うに十分な資産や資本がないため、破産宣告を行うことを検討していると述べた。同社は、政府当局や国会議員から、事故の責任を取るためには法による裁きを受けるべきであると厳しく批判されている。

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