閉じる

ニュース・フラッシュ

2010年9月6日 リマ 山内英生

ペルー:Xstrata、Las Bambasプロジェクト開発を正式決定

 9月3日付け地元各紙によると、Xstrata(スイス)と投資促進庁(PROINVERSION)は、9月2日にLas Bambas銅プロジェクト(Apurimac県)を構成するFerrobamba鉱区、Chalcobamba鉱区、Sulfobamba鉱区、Charcas鉱区の鉱業権を、同社に対して正式に移譲するための契約を取り交わした。本契約によってXstrataによる開発オプション権が行使され、Las Bambasプロジェクトに対する4,100百万US$の投資が決定された。
 Xstrataは2004年にLas Bambas銅鉱床の開発オプション権を落札し、以降6年間にわたり各鉱区における探鉱活動や地元対策を実施してきた。
 Las Bambasプロジェクトは面積35,000 haで、操業年数は18年を予定している。2014年の操業開始によって年間400千tの銅が生産され、ペルーの銅生産は30%増加することが見込まれている。また、当初10年間は副産物として金、銀、モリブデンを生産する予定である。
 1鉱山の銅生産量としては、現在ペルー最大のAntamina鉱山(360千t)を上回る見通しである。
 大統領府での契約調印式に出席したGarcia大統領は、本契約は「世紀の契約」であり、Las Bambasプロジェクトのもたらす経済効果は計り知れないと表明した。一方、Sanchezエネルギー鉱山大臣は、Las Bambasプロジェクトがペルー鉱業史上最大の民間投資となることを明らかにした。更に、Gala鉱山次官は、Apurimac県に対してはCanon税の還元だけで年間300百万US$がもたらされるとコメントした。
 Las Bambasプロジェクトは、ペルー南部のアプリマック県、コタバンバス郡の標高約4,500mに位置 (クスコ市の南西260 km)し、鉱量は1,136百万t、品位は銅0.771%、モリブデン0.018%、金0.062g/t、銀3.719g/tで、2004年8月にXstrataが政府入札により121百万US$で開発オプション権を取得した。

ページトップへ