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ニュース・フラッシュ

2010年9月14日 サンティアゴ 大野克久

アルゼンチン:氷河保全法案とPascua Lamaプロジェクトの今後

 現在、アルゼンチンで審議中の氷河保全法案では、氷河を公共財と規定し、アンデス山脈の低地部まで保護区域に含められていて、氷河及びその周辺部では汚染、投棄、破壊等の環境改変を禁じる内容となっており、鉱物資源及び炭化水素資源の探鉱・開発活動等が禁止されることから、Barrick GoldがPascua Lama金・銀プロジェクトに悪影響を及ぼすものと考えられている。
 これに対し、Barrick Gold South America幹部は、「最終的にはアルゼンチンの国家開発における鉱業インパクトの合理性が優先されることになろう。なお、未だプロジェクトを変更する時間的余裕を有しており、法律に影響されることは無いであろう。」とコメントしている。
 本プロジェクトは、チリ・アルゼンチンの国境に跨っており、2013年Q1の操業開始を目指し、現在までのところ計画どおりに作業が進捗している。
 操業開始後の5年間の年産量は、金 750~800千oz(23~25t)、銀 35百万oz(1,089t)の予定である。

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