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ニュース・フラッシュ

2010年9月14日 サンティアゴ 大野克久

アルゼンチン:ValeがRio Coloradoカリウムプロジェクトで新技術を採用

 ValeがアルゼンチンMendoza州で開発中のRio Coloradoカリウムプロジェクトでは、高圧の蒸気を地表下1,100~1,200mの深さまで注入して、発生する沸騰かん水を地表で回収し、塩化ナトリウムと塩化カリウムに分離する技術が採用される。これは、Valeでは初めて採用される技術で、1日あたり1,000千m3の天然ガスが必要となる。
 現在、アルゼンチンはガス供給が不足していることから、ValeではMendoza州で新たに石油生産を開始する企業と交渉中である。
 本プロジェクトは、ValeがRio Tintoから850百万US$で買収し、開発費用32億US$で年間240万tの塩化カリウムが生産される予定である(マインライフ40年)。
 Valeは総売上高の3%をロイヤルティとして州政府に納付する他、1%を環境関連基金へ積み立てることに合意している。
 なお、現在アルゼンチンでは氷河保全法案が審議中であり、8月半ばに下院通過し9月の最終週に上院で投票予定であるが、本プロジェクトについても影響を及ぼすことが考えられる。

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