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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年10月10日 サンティアゴ 神谷夏実

チリ:鉱業省、サンティアゴに探鉱資金調達のための証券市場創設を検討

 Golborne鉱業大臣は、10月初旬サンティアゴで開かれた金融機関主催のセミナーで、今後の銅の増産に応えるための探鉱促進を推進するために、サンティアゴ証券市場を活性化する必要があると語った。大臣によると、サンティアゴ証券取引所に上場している鉱業企業は3社のみ(銅関連企業は1社)であり、株式市場でのシェア率は6%にとどまっている。隣国ペルーでは、鉱山企業の株式市場に占める割合は55%に達し,上場企業数も31社であるという。一方9月29日にアントファガスタで開催されたCOCHILCOセミナの席上、Wagner鉱業次官は、チリ国内の探鉱投資の74%が大企業によるもので、ジュニア企業による探鉱投資は14%に過ぎないと語り、今後ジュニア企業による探鉱を促進するためにサンティアゴ証券市場の活性化が必要であると語っている。
 サンティアゴ事務所より鉱業省の法務担当官へインタビューしたところ、探鉱企業がチリの証券市場で資金を調達し探鉱投資を行うための法案作成のため,鉱業省は2010年5月にワーキンググループを作り、探鉱,開発,株式上場,税制優遇等について検討作業を開始したという。検討課題として、新規市場の創設(匿名投資市場)、税制優遇措置、探鉱企業の上場方法、既存組織の活用(CORFO、ENAMI)等が議論されており、現在のところ、2011年2~3月に法案として国会に提出したいとのことであった。

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