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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年10月18日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:Vale、銅増産により世界主要5社入りを目指す

 Valeは今後銅の増産を図り、2015年には銅生産量を1百万tまで増産し、世界の上位5社入りを目指している。ブラジル国内では増加が予想される銅地金需要に応えるため、12億US$を投じブラジルPara州に銅製錬所(450千t/年)の建設を計画している。Valeは2010年7月に、ブラジルParanapanema社(銅製錬、銅加工、リン酸肥料、ブラジル唯一の銅地金生産者)の買収を発表したが、9月に買収の失敗を発表した。Agnelli社長によると、Paranapanema社の買収が目的ではなく銅増産が目的なので、今後は国内の銅精錬所、国内外での銅鉱山の建設を急ぐという。銅鉱山に関しては、現在Sossego鉱山(ブラジル)、Sudbury鉱山(カナダ)で銅鉱石の生産を行っており、2010年H2までにTres Vallse(チリ、同18千t)の鉱山の開発、2013年までにSalobo(ブラジル、年産能力100千t)、Konkola North(ザンビア、同45千t)の2鉱山の開発を行う。ザンビアのKonkola Northプロジェクトは、南アAfrican Rainbow Minerals社とのJVで、Vale の権益は50%、4億US$の投資で生産量は45千t/年の計画である。同鉱山はザンビア北部に位置しているが、モザンビークまでの鉄道整備に10億US$の資金が必要とされる。なおValeは、モザンビークで開発する石炭、リン鉱石もこの鉄道によって輸送する計画であるという。

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