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ニュース・フラッシュ

2010年11月23日 サンティアゴ 大野克久

チリ:SONAMIが2011年の鉱業成長率予測を発表

 SONAMI(チリ鉱業協会)が、2011年のチリ鉱業セクターの成長率は6%、鉱山の銅生産量は5,900千t、鉱業輸出額は450億US$、銅価格は3.5~3.6 US$/lbとの見込みを発表した。
 この予測に当たっては、中国経済の現状と新興国市場の底堅い景気回復、先進国の堅調な経済成長を背景としている。
 また、2010年について、チリ鉱業セクターの成長率は1%、鉱業輸出額は420億US$との見込みを併せて発表している。
 なお、2010~2013年の4ヶ年の平均銅価格を3.2 US$/lbと仮定すると、この間のCODELCO余剰金及び民間企業からの税金等により、国家歳入は500億US$と見込まれる。
 更に銅価が高値推移している原因として、供給面からは、近年の銅鉱山開発コストが1985~2005年に操業を開始した鉱山と比較し75%以上増加していること、銅鉱石品位低下、アフリカやアジアの政治不安が見込まれる国での新規開発プロジェクトがあること、需要面からは歴史的な低金利を背景とした消費拡大、ドル安に伴う商品価格引き上げ、銅需要の堅調な推移、特に世界銅生産の40%以上を消費する中国の経済成長が銅市場拡大の一番の要因であると指摘している。

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