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ニュース・フラッシュ

2010年11月29日 リマ 山内英生

ペルー:鉱業プロジェクトにおける水資源利用禁止関連法案準備

 2010年11月19日付け地元紙等によると、鉱業プロジェクトが既存の水資源を利用することを禁止する法案の準備が進められている。この法案についてSanchezエネルギー鉱山大臣は、「鉱山会社は独自に新たな水資源を確保しなければならない。即ち、プロジェクトに必要な水資源を溜めておくための貯水池を建設し、地元社会に水不足の懸念をもたらすことを避けるだけでなく、地元の水資源増加に貢献することになる。」と説明している。
 この法案が成立した場合、例えばQuellavecoプロジェクト(Anglo American社が実施、水資源の不足を懸念する住民による反対が起こっている)は実施不可能となるのかとの質問に対して、同大臣は、「Quellavecoプロジェクトの場合、ホウ素の濃度が高く飲料水に適さない川の水を利用することから問題ない。」としたほか、地元によって利用されているPasto Grande貯水池の水は同プロジェクトが利用することはできないと指摘した。
 一方、Tia Mariaプロジェクト(Arequipa県)に関しては、同プロジェクトでは海水淡水化を利用することが決定されているとし、一部住民や団体によって広められた誤情報が争議を招いているとの見解を示した。

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