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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2010年12月6日 サンティアゴ 神谷夏実

パラグアイ:Rio Tinto、豊富な電力利用のアルミニウム工場建設

 Rio Tinto Alcanは、パラグアイでItaipuダムの豊富な電力を利用する、アルミニウム工場を建設する。建設コストは35億US$で2014年に建設に着手、2016年の生産開始を目指す。年間アルミニウム生産量は670千t。同工場の操業は、ブラジル‐パラグアイ国境のItaipu水力発電所の電力を使用する。パラグアイではこれまで、送電インフラの不足や汚職問題から同発電所の電力の有効利用ができなかったが、本プロジェクトの成功は今後の開発事業の弾みになると期待されている。同プロジェクトは、2009年にパラグアイ国営電力公社と給電契約の交渉のための仮契約を締結しており、1,000 MWの電力を消費する予定である。
 Itaipuダムはブラジルとパラグアイの共同事業として1975年に着工し、1991年に完成した世界最大級のダムで、両国国境を流れるパラナ川をせき止めて作られている。面積1350 ㎞2、ダム長7.7 ㎞、最大高さ195 mで、中国・三峡ダムに次ぐ規模を持つとされている。現在の発電量は13,000 MW程度で、ブラジル電力の20%、パラグアイの90%を供給している。

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