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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年12月7日 シドニー 原田富雄

豪:熟練労働者不足が労働賃金の高騰を招く

 鉱業分野での熟練労働者不足は、労働賃金の高騰といった問題を顕在化させている。特に鉄鉱石や天然ガスプロジェクトを多く抱えるWA州ではこの傾向が著しく、人材派遣会社のAmbit Engineering Recruitment社の調査結果によれば、シニアクラスのマネージャーの賃金は世界金融危機前の水準に対して40%、直近の前四半期だけでも7%もの上昇となっている。Rio Tinto鉄鉱石部門の責任者であるSam Walsh氏は、世界金融危機以前の労働者不足問題が再来したとし、同社の労働賃金は対前年比で2011年が8.6%、2012年が6.3%の上昇と予測している。
 問題解決には海外の熟練労働者の移民が必要とされており、政府の移民政策への取り組み強化を訴えている。

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