閉じる

ニュース・フラッシュ

2011年1月17日 バンクーバー 大北博紀2011. 1. 17 ロンドン フレンチ香織

欧州:Inmet社とLundin社、合併に同意、時価総額90億US$の新会社Symterra groupを設立

 欧州を中心にベースメタルの生産を行う中堅鉱山会社であるInmet Mining社(加、本社:ON州Toronto、TSX上場)とLundin Mining 社(加、本社:ON州Toronto、TSX & OMX上場)は2011年1月12日、時価総額90億US$の新合併会社Symterra社を設立する合意に至った。本合意は、プレミアム無しの対等合併で、Inmetの株主は1株に対して新会社Symterraの株3.4918、Lundinの株主は1株に対して同株0.3333を取得することとなる。
 LundinはスウェーデンZinkgruvan鉛亜鉛鉱山、ポルトガルNeves-Corvo銅鉱山においてベースメタルを生産しており、2010年10月にDRCコンゴで鉱業権が再承認されたTenke Fungurume銅鉱山の開発プロジェクトの権益24%を有する。InmetはスペインLas Cruces銅鉱山、トルコCayeli銅亜鉛鉱山、フィンランドPyhasalmi銅亜鉛鉱山、パプアニューギニアOk Tedi銅金鉱山を操業しており、パナマにおけるCobre Panama銅・金・銀・モリブデン鉱山の開発プロジェクトの権益80%を保有している。新合併会社のSymterra社は2011年、合計銅170千t、亜鉛200千tの生産を期待しており、2017年までには銅生産を500千t/年にまで増強する計画である。
 この合併のハイライトは、「ヨーロッパにある5つの安価で長寿命の鉱山」、「2つの国際的な銅開発プロジェクト(Cobre Panama、Tenke Fungurume)から2017年までに非常に低いコストで毎年50万tの銅を生産する可能性」、「13億US$の現金残高と負債を有していないこと」である。
 Symterra社は、カナダのベースメタルと産業金属部門でTeck Resourcesに次いで2番目に大きい会社となる。

ページトップへ