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ニュース・フラッシュ

2011年1月24日 ロンドン フレンチ香織

ザンビア:First Quantum社、資源枯渇が原因でBwana Mkubwa製錬所を一時閉鎖

 業界誌によれば、First Quantum社(本社:Toronto、TSX上場)は2010年Q3以降、Bwana Mkubwa鉱山の資源枯渇やDRCコンゴから搬送される鉱石の供給不足が原因で、Bwana Mkubwa製錬所を一時閉鎖している。本製錬所の生産能力は、銅カソード50千t/年である。
 Bwana Mkubwa鉱山は1902年より銅を生産しているが、近年、資源枯渇により断続的な操業休止が見られ、休止中にはDRCコンゴにおける同社保有の鉱山(Lonshi及びFrontier銅鉱山)からの鉱石を処理していた。他方、DRCコンゴ政府によりLonshi鉱山、Frontier鉱山及び、開発中であったKolwezi銅コバルトプロジェクトの権益が没収されて以来、DRCコンゴにおける同社の操業が断続的に停止され、鉱石不足となった。2011年1月現在においてもBwana Mkubwa鉱山、Lonshi鉱山、Frontier鉱山はすべて休止の状態が続いている。
 ザンビア鉱山労働組合は今後の鉱山失業者の増加を懸念しており、また、ザンビア鉱業大臣Mwale氏は、「First QuantumがMkushi地区でのさらなる銅探鉱を進めない限り、Bwana Mkubwa製錬所は再開できないであろう」とコメントした。なお、First Quantum社は、ザンビアで2009年の銅生産量世界第19位の大規模鉱山であるKansanshi銅金鉱山を操業しており、労働組合等は稼働中の鉱山への雇用移動を願っている模様。Kansashi鉱山は、2005年4月に生産を開始し、2009年銅175千t、従業員約3,500人である。

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