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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2011年1月31日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:国営非鉄PT Antam社、東ジャワを除く5件の新規製錬所建設計画に注力

 地元紙報道によれば、インドネシア国営非鉄鉱山企業のPT Antam社は、投資額7百万US$で計画していた東ジャワGresikの金銀製錬所の建設計画を凍結する見解を示した。同製錬所に年間300千t供給される予定であったPT Freeport Indonesiaからの鉱石供給がキャンセルされたためであるとしている。
 また、同社はこの他に総投資額30億US$規模となる5件の製錬所建設プロジェクトを計画しているが、政府の高付加価値化政策が本格実施される2014年までに、これらのプロジェクトに注力していく方針を示した。5件の製錬所建設プロジェクトは次のとおりである。
 [1]マルク州Halmaheraにおけるフェロニッケル製錬所:年産27千t規模、投資額14億US$、[2]南東スラウェシ州Mandiodoにおけるニッケル銑鉄製錬所:年産120千t規模、投資額1.4億US$、[3]西カリマンタンMempawahにおけるスメルターグレード・アルミナ製錬所:年産1百万t規模、投資額10億US$(中国Hangzhou Jinjiang GroupとのJV)、[4]西カリマンタンTayanにおけるケミカルグレード・アルミナ製錬所:年産300千t規模、投資額4億US$(昭和電工とのJV)、[5]南カリマンタンBatu Licinにおける海綿鉄粉製鉄所:投資額1.3億US$(インドネシア製鉄国営企業PT Krakatau SteelとのJV)
 また、これらのプロジェクト資金について、[4]などの一部のプロジェクトにおいては第三者からの融資を活用するものの、多くは現在保有する自己資金でカバーされるとしている。

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