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ニュース・フラッシュ

2011年2月7日 バンクーバー 片山弘行

加:Denison、2010年操業実績及び2011年事業計画を公表

 Denison Mines Corp.(本社:トロント)(以下、Denison)は、2011年1月31日、同社の2010年操業実績及び2011年の操業計画を公表した。発表によると、2010年の生産実績は米国国内の鉱山及び加SK州McClean Lake鉱山(権益比率22.5%)から合わせてU3O8 1.4百万lb(635 t)、米UT州White Mesa精錬所からV2O5 2.3百万lb(1,043 t)で、販売実績はU3O8 1.8百万lb(816 t)(平均U3O8価格47.67 US$/lb)、V2O5 2.4百万lb(1,088 t)(平均V2O5価格6.33 US$/lb)であった。
 また、2011年の事業計画を発表し、Beaver鉱山、Pandora鉱山、Arizona 1鉱山の鉱石及び貯鉱からの生産、White Mesa精錬所の代替原料からの生産合わせてU3O8 1.2百万lb(544 t)と、V2O5 2.2百万lb(998 t)を生産するとしている。販売では、U3O8 1.3百万lb(590 t)(このうち50万lbは長期契約)及びV2O5 2.8百万lb(1,270 t)を見込んでいる。操業費はバナジウムの利益を考慮して43.50 US$/lbとなる見込みで、これは硫酸価格が2010年と比較して約2倍となった影響を受けている。鉱山及び精錬施設に対する投資は9.7百万US$を見込んでいる。
 探鉱には、2020年までにウラン生産10百万lbを達成するために策定されている同社の5カ年計画に基づき、2011年にはカナダと米国の探鉱プロジェクトにDenison負担分で合計8.8百万US$を投じるとしている(JVパートナー分も含めた総探鉱費は15百万US$)。Denison負担分のうち6.0百万US$は、加SK州のWheeler Riverプロジェクト(Denison:60%, Cameco:30%, JCU:10%)に投じ、ボーリング調査35,000 mにより既知鉱体の延長を調査するとしている。カナダのその他プロジェクトであるMoore Lake、Hatchet Lake、Murphy Lake、Bell Lake、McClean Lake、Wollyプロジェクト(すべてSK州)についてはDenison負担分で総額1.6百万US$を投じ、米国UT州Beaver鉱山の延長部、CO州Sunday Complex、AZ州DB1ブレッチャパイプ鉱体については1.3百万US$を投じるとしている。また、ザンビアのMutangaプロジェクトにはボーリング調査17,000 m及び選鉱試験に総額6.2百万US$を、モンゴルのプロジェクトにはボーリング調査38,000 m(3百万US$)及びよりステージの進んだプロジェクトに対して総額7.4百万US$を投じることとしている。ただし、モンゴルのプロジェクトについては、2009年に施行された原子力エネルギー法(モンゴル政府が対価なしにウラン権益を34~51%獲得できる)の運用次第としている。

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