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ニュース・フラッシュ

2011年3月13日 サンティアゴ 神谷夏実

チリ:CODELCO、ウラン生産の可能性を検討

 メディア報道によると、CODELCO Hernandez総裁は、「CODELCOは銅鉱石廃さいからウラン生産の可能性について検討しているが、同社のコアビジネスである銅生産に比べて売り上げへの貢献は小さく、採算性を見極めた上で決めたい。」と語った。CODELCOとチリ原子力委員会(CCHEN)及びフランス原子力庁(CEA)は、2011年2月末、チリ第Ⅱ州Radomiro Tomic銅鉱山におけるウラン回収試験についてMOUを取り交わしている。
 CODELCOとCCHENは、2010年10月から同鉱山でウラン回収のパイロット試験を実施している。パイロット試験は、CODELCOが資金1.3百万$を提供しCCHENが技術的なサポートを行っている。この試験は、同鉱山の湿式銅製錬プロセスで発生した廃さいからウランを回収することを目的としており、10か月後に結論が出される予定である。
 チリでは、電力コストが高いことが今後の鉱業の発展に影響を及ぼすとの観点から、原子力開発への関心、とりわけ銅鉱石中に含まれるウランに関心が高まっている。チリ政府は、2025年までの原子力開発政策プランを準備中とも言われている。

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