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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年3月28日 バンクーバー 片山弘行

米:Win-Eldrich社、Ashdownモリブデン鉱山での金回収に向けLOI締結

 米ネバダ(NV)州のAshdownモリブデン鉱山を保有するWin-Eldrich Gold Inc.社(Win-Eldrich Mines Ltd.の子会社、本社:ネブラスカ(NE)州Lincoln、以下、WEG)は、2011年3月24日、同鉱山の拡張に向け、American Mining Corp.(以下、AMC)とLOIを締結したと発表した。
 Ashdown鉱山の拡張計画では、過去のレポートで報告された同鉱山に含有される金を回収することを目的に、現在の選鉱設備の処理量を1日当たり100 tから200 tに拡張する予定である。
 LOIでは、WEGとAMCはそれぞれ権益を50%保有する新たな有限責任会社(LLC)を設立し、AMCが初期費用として50万US$をWEGに支払い、90日以内に予定される包括契約の締結時に更にAMCがWEGに1.5百万US$を支払うとしている。また、AMCは現在の選鉱設備に金の回収設備を設置することとし、WEGは現在の選鉱設備をLLCに提供するとしている。WEGとAMCはそれぞれ権益比率に応じて操業費を負担し、金の販売益を受領する予定である。
 Ashdownモリブデン鉱山は、Win-Eldrich Mines Ltd.社が1987年に取得したのち、モリブデン価格が上昇し始めた2004年にGolden Phoenix Minerals社とJV契約を締結、2006年12月にAshdown Project LLCを設立して操業を開始した鉱山である(Golden Phoenix Minerals社は2009年5月に撤退、現在はWEGが権益100%保有)。2008年11月から世界金融危機の影響を受けて生産を停止していたが、2009年3月には生産を再開、2009年の鉱石処理量は10,911 t(平均モリブデン品位0.98%)、モリブデン販売実績は97.5 tであった。

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