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ニュース・フラッシュ

2011年3月28日 調査部 渡邉美和

中国:中国有色、希土類分離プラント建設の環境影響評価公示

 現地メディアによると、国家環境保護部は、中色股分の関連企業である中色南方稀土(新豊)有限公司の7,000 t/年の希土類分離プラント計画について、2011年3月23日~29日の間、環境影響評価を公示した。
 この新プラントは広東省韶関市新豊県回龍鎮回龍村西部の丘陵地帯に建設されるもので、(リン酸エステル-灯油-塩酸)によりイオン吸着型混合レアアースの分離を行うもの。
 資料によれば、1年でイットリウムリッチのユーロピウムのイオン吸着型レアアース精鉱2万t(その内、REOとして90%を含む酸化物鉱0.4万t、REOとして22.5%を含む炭酸塩鉱1.6万t)を用い、総REOで7,000 tの分離を行う。鉱石は江西・広東の両省から搬入される。総投資額は4.72億元。この内、環境対策投資は0.22億元で4.6%を占める。
 なお、新プラント稼働後には、広東珠江稀土有限公司(中国有色鉱業集団の傘下企業で生産能力3,000 t/年)、江蘇桌群納米股分有限公司(生産能力2,000 t/年)、江蘇省の常熟市盛昌稀土材料有限公司(生産能力2,000 t/年)が閉鎖される予定である。
 同社によれば、中色レアアースプロジェクトは国家発展計画委員会が最近で唯一承認したレアアース分離企業であり、このプラントが建設されれば、南方イオン吸着型レアアースの分離能力は7,000 t/年となり、イオン吸着型レアアースについては、世界でも最大の分離企業となる。

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