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ニュース・フラッシュ

2011年4月6日 モスクワ 大木雅文

カザフスタン:Kazatomprom、Rosatomと合弁で希土類採掘へ

 当地報道等は、カザフスタンの国策企業Kazatompromはロシアの「アトムレドメトゾロタ」(ARMZ/ロスアトム傘下のウラン採掘ホールディング)との共同投資により希土類の採掘に取り組もうとしている旨を取り上げている。
 Kazatompromのウラジミル・シュコリニク社長によると、総投資額は5億US$にのぼる。投資は両社の出資により設立される合弁事業の形で行われる。事業に関する議定書が2011年3月30日にRosatomのセルゲイ・キリエンコ総裁との間で交わされている。ARMZ社は詳細を明かしていないが、同社としては希土類プロジェクト開発に関心があり、Kazatompromをこの方面で鍵となるパートナーと看做している。Kazatomprom側は、交渉はまだ初期の段階であり、協力の対象となる鉱床はカザフ側でもロシア側でもあり得ると述べた。
 希土類元素の世界における主要な生産国は市場の約90%、埋蔵量の約40%を握る中国であるが、メタルリサーチ社によると、CIS地域も世界の約22%に相当する埋蔵量を有する。
 「アトムレドメトゾロト」はロシア及びカザフスタンを含む国外におけるウラン採掘を専業にしているが、近年、他の鉱業分野にも関心を向けてきた。同社は2010年秋、2012年までにニジェゴロド州ルコヤノフのチタン・ジルコニウム砂鉱の採掘事業所の建設を開始する意図を表明している。

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