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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2011年4月11日 ロンドン 北野由佳

マダガスカル:中国武漢鋼鉄、2011年5月末に鉄鉱石の試掘を開始

 報道によれば、中国第3位の鉄鋼メーカーである武漢鋼鉄(集団)公司(WISCO)は、2011年5月末にマダガスカル西部のSoalala地域で、鉄鉱石の試掘を開始するとのことである。現地子会社のWISCOマダガスカルは、2010年に1億US$で探鉱権を取得している。同社CEOのJun Yuan Lou氏は、4月6日の記者会見で、「試掘の結果により、段階的な投資をする予定である。6~8か月後には投資に関する決定が下され、その後、生産設備の整備に4年程かかるため、実際の操業開始は5年後となる。」とコメントした。
 また同社は同日、環境影響調査と試掘に関しマダガスカルの国家環境事務局(ONE: National Environment Office)と契約を締結した。ONEのJean Chrysostome Rakotoary事務総長は「パブリックコメントの募集を含めた環境影響調査は、今週中にも開始する。環境許可は環境影響調査の結果を確認後、WISCOが35万US$を支払った後に発行される予定である」と述べた。石油、コバルト、ニッケル、金、ウランなどの鉱床があるとされるマダガスカルでの資源開発事業は、2009年に現職のRajoelina大統領が就任して以降、政治的なリスクから新規プロジェクトの開発が難航しているとされていた。

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