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ニュース・フラッシュ

2011年4月18日 調査部 渡邉美和

中国:国家電網関係者、送電ケーブルの金属需要なお高いレベルを保持と語る

 現地報道によると、国家電網関係者は、2011年の中国の送電ネットワーク建設投資は3,000億元(460億US$)に達し、引き続き非鉄金属と鋼材の大きな需要をもたらすと語った。計画に基づく調達量は、アルミ160万t、銅112~125万t、鋼材は約500万tである。これは2011年4月17日の「中国非鉄金属産業発展フォーラム」の席上、国家電網北京経済技術院の副総工程師兼計画研究センター主任の李氏が語ったもので、第11次五カ年計画での建設投資の好調を引き継ぎつつもその伸びは安定化しているとのことである。
 第12次五カ年計画期間の5年間で電網の建設投資額は1.58兆元(2,420億US$)規模とのことで、その内、三分の一を交直流特高圧送電網建設が、三分の一を110 kV以下のケーブル網が、残りの三分の一を220~750 kVのケーブル網が占めている。また、2011年の計画は投資額3,000億元(460億US$)で、110 kV以上の交流線路長5.4万km、変電容量2.5億万kVAと発表されている。
 電力需給に関しては、第12次五カ年計画期間中電力量は安定的に伸び、2015年には一人当たり電力量は現在の3,000 KWhから4,370 KWhとなる見込み。これによれば、まだ電力設備投資は成長の広がりがあり、それがもたらす非鉄金属需要も大きいと見られる。

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