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ニュース・フラッシュ

2011年4月20日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:Eike Batista氏、今後の投資戦略を語る

 メディア報道によると、ブラジルのEBXグループを代表するEike Batista氏は、今後の資源投資と並んで、海上輸送、自動車生産、その他の大規模産業にも投資を拡大していくと語った。同氏は、ブラジルのような新興国では、今後の経済発展やワールドカップ(2014年)、オリンピック(2016年)を控え、十分なインフラ整備が必要であるという。
 EBXグループは、すでに、石油・天然ガス、電力、鉱業、ロジスティックス、不動産等事業にも投資を行っている。その中の中核事業は、LLX Logística SA 社を通じて行っているRio de Janeiro北方でのAcu Port総合開発計画で、大型船の接岸岸壁の他、発電所、鉄鋼生産施設、その他自動車等組み立て工場を含む大型開発計画である。また、ブラジルの資源を中国等海外へ輸出するために必要な海上輸送についても、新会社の設立を計画している。
 資源分野に関しては、傘下の金開発専門会社(AUX)、銅開発専門会社(CUX)の株式公開も計画している。AUX社は、2011年2月に加Ventana Gold社のシェア80%を買収すると発表している。買収金額は15億US$に上るとも見られている。投資資金について、借入金はこれまでのところ50憶US$程度であるが、外部からの資本金調達を高める必要はなく、当面外部投資家のシェアは20%以下に抑えていく方針である。

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