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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年5月23日 リマ 山内英生

ペルー:鉱業コンサルタント、Tia Maria銅プロジェクトの再開に言及

 2011年5月13日付け地元報道によると、Oscar Frias鉱業コンサルタントは、地元Islay郡の根強い反対によって中止に追い込まれたTia Maria銅プロジェクト(Arequipa県)は未だ進行可能であるが、プロジェクト権益を保有するSouthern Copper社によるプロジェクト実施は不可能であるとの考えを示した。
 同氏は、Tia Maria銅プロジェクトの進行は100%可能だが、変わらなければならない点が幾つかあるとし、「先ず第1に企業が変わらなければならない。Southern Copper社はプロジェクトを売却するか、筆頭ではない株主となって権益を保有する等の道が考えれらるが、いずれにしてもSouthern Copper社によるプロジェクト実施の構造は変わらなければならない」とコメントした。次に地元の人々が、自らがプロジェクトに参加している、プロジェクトは地元に属していると感じることのできる仕組みや合意の形成が必要であるとした。また、Southern Copper社によるTia Maria銅プロジェクト中止の原因は、地元に対する理解を深めることのできなかった地域社会対策の失策に加え、大統領選挙の年にプロジェクト進行を決定したことであると分析している。
 Southern Copper社のGonzales社長は、同プロジェクトに対して既に4.35億US$を投資したが、ペルー及びメキシコに保有するその他のプロジェクトに重機を移動させることによって投資の大半を回収することができるとコメントしている。一方、同社のLarrea幹部は、Southern Copper社は今後もTia Mariaプロジェクト進行に前向きに取り組む姿勢を表明している。

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