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ニュース・フラッシュ

2011年6月13日 北京 土居正典

中国:内モンゴル自治区人民政府、レアアース川上企業統廃合・淘汰作業プラン発表

 現地報道によると、内モンゴル自治区人民政府は2011年5月12日「内モンゴル自治区レアアース川上企業統廃合作業プラン(内政弁発「2011」49号)」を発表し、レアアース川上企業の統廃合を命令した。統廃合プランは次のとおり。

 1. 範囲:包鋼希土公司を除く、内モンゴル自治区内の採掘、選鉱及び製錬分離企業の35社で、そのうちフフホト市5社、包頭市23社、バヤンノール市7社。

 2. 方法:再編協力、閉鎖補償、操業停止・淘汰を進める。具体的には、

 ・自治区政府投資主管部門以上から認可を受けた4社は、包頭鉄鋼(集団)有限公司により再編を実施する。

 ・盟市、旗県(市、区) 投資主管部門から認可を受けた22社は、包頭鉄鋼(集団)有限公司が用意し、自治区政府が配分する資金により補償を受け閉鎖する。

 ・何れの投資主管部門からの認可を受けない9社は、操業停止・淘汰する。

 3. 統廃合時期: 2011年5月から開始し、6月末までに終了する。

 4. 保障措置:自治区経済・情報化委員会が調整の責任を負う。フフホト市、包頭市及びパヤンノール市人民政府が統廃合作業の第1責任者である。
閉鎖補償及び操業停止・淘汰対象企業に対し、
・包頭鉄鋼(集団)有限公司は、原料供給を停止する。
・各レベル工商局は、営業許可取消及び経営範囲変更登記を行う。
・電力部門は、給電停止措置を行う。
川上企業統廃合・淘汰により、包頭鉄鋼(集団)有限公司は統一的に採掘、選鉱、製錬、経営・管理を行う体制となり、国家レアアースの戦略的持続可能な発展の要請に応えることとなる。自治区経済・情報化委員会原材料工業処劉景春副調査員は、「包鋼希土1社だけで国土資源部の採掘総量規制指標、工業情報化部の指令性生産計画及び商務部の輸出割当を十分に満たすことが可能」と述べた。包鋼レアアースハイテク株式有限公司刑斌副総経理は、「統合は必然的なもので、採掘総量規制指標が厳守され、環境保護、効率的資源利用が可能となる」と述べた。

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