閉じる

ニュース・フラッシュ

2011年6月16日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:熟練技術者不足問題

 メディア報道によると、チリ鉱業セクターの熟練技術者不足は深刻で、今後数年のうちに開発が予定されているプロジェクトに遅れが出る可能性もある。チリにおける鉱業の専門家及び技術者数は元々多くないが、鉱業セクターへの投資ブームの結果、人材不足は危機的レベルに達している。一方で、今後9年以内に3万を超える新しい雇用を創出する鉱業セクターへの総額500億US$の投資が予想されており、技術者不足の問題はより一層厳しくなることは確実な状況である。
 技術者不足には、鉱業に関連する職業への関心不足、業界が必要とする労働者数に対する教育・訓練機関の不足など多くの理由がある。今日まで企業は技術者不足に対処するために個別に対応してきたが、長期的な解決を目指すならば業界としてこの問題に対処する必要があると、NPO・チリ人材イノベーションセンターのHernán Aranedaマネージャーは指摘している。

ページトップへ