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ニュース・フラッシュ

2011年6月26日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:鉱業法改正、特別参加税導入の可能性

 メディア報道によると、現在ブラジル政府が計画している鉱業法の改正において、新しい鉱業税導入の可能性がでてきた。新税は特別参加税(special participation tax)と呼ばれ、石油開発プロジェクトに導入されているのと同様に、大型で高収益なプロジェクトに適用される。実際はカラジャスの鉄鉱石プロジェクト等の限定されたプロジェクトに適用されるものとみられる。鉱業ロイヤルティと同様に総収入を対象に課税するもので、探鉱投資、操業コスト等が控除対象となる。新税は鉱業ロイヤルティの支払いと重複して課税される。政府は現在のところ、2011年H2に国会に新鉱業法導入法案を図る予定である。
 現在ブラジルでは、鉱業ロイヤルティは2%前後と低率であるものの、これを4%前後に引き上げる計画がある。ブラジルの鉱業ロイヤルティはこれまで低率であったが、その他の税を含めた全体課税は20%前後と高率となるため、新税導入に反対する声も大きい。

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