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ニュース・フラッシュ

2011年6月28日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:下院がウラン資源登録台帳作成のための調査を承認

 メディア報道によると、チリ下院は同国のウラン資源登録台帳作成のための調査実施を承認した。鉱業省及びチリ原子力委員会(CCHEN)が将来探査または採掘される可能性のあるウラン資源の登録台帳作成を担当する。今回の調査ではウランの鉱業権を管理する法律作成の実行可能性評価も行う。
 CODELCOとCCHENは、2010年10月からチリ第Ⅱ州Radomiro Tomic銅鉱山での湿式精錬プラント廃滓からウランを回収するパイロット試験を実施している。パイロット試験は、CODELCOが資金1.3百万US$を提供しCCHENが技術的なサポートを行っている。
 2011年2月末にCCHENとフランス原子力庁(CEA)は同鉱山におけるウラン回収試験についてMOUを締結しており、その中でCODELCOがヨーロッパ諸国の原子力発電所にウランを供給する可能性についても言及されている。チリ政府のウラン戦略は調査目的に限定されており、国内での原子力発電所建設の計画はない。

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