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ニュース・フラッシュ

2011年6月28日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:チリ政府がCODELCOの利益376百万US$の返還を承認

 チリ財務省は、CODELCOに2010年度純利益の20%にあたる376百万US$を返還することを承認した。CODELCO役員会は毎年3月31日までにその後3年間の投資・開発計画を承認しており、この計画に基づき、財務省及び鉱業省は6月30日までに返還額を決定する必要がある。2010年は同年2月に同国を襲った震災からの復興資金に当てるため、政府はCODELCOに対し利益返還を認めなかった。
 Larrín財務相は「今回の利益の返還は過去16年間で最大であり、政府がCODELCOをサポートする明確なメッセージである」と語り、Golborne鉱業・エネルギー大臣は「今回の返還の狙いはCODELCOの支払い能力と投資格付けの維持である」とコメントした。
 CODELCOは2011~2015年に170億US$以上の投資を計画しており、現在の銅1.72百万t/年の生産量を維持拡大する4つの主要プロジェクト(Ministro Hales鉱山開発計画、El Teniente鉱山深部開発計画、Chuquicamata鉱山坑内採掘移行計画、Andina鉱山拡張計画(PaseII))を抱える。これらのプロジェクトが生産に移行すると、CODELCOの銅生産量は約2.1百万t/年まで増加する予定である。

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