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ニュース・フラッシュ

2011年6月29日 調査部 渡邉美和

中国:中央企業の対外直接投資、3年内で毎年1千億US$/年となる

 現地メディアは中国の中央企業による今後の対外直接投資(FDI)について次のように報道した。
 近年来、中国は海外展開の奨励を推進してきたが、特に2011年に入って政策的な支持のもとで、中央企業を中心とした対外投資を更に進めている。中国商務部の劉作章投資促進局長は、「中国企業のFDI(対外直接投資)は3~4年内には年間1千億US$を突破する」と語っている。これが意味するところは、中国は短期間で資本輸入国から資本輸出国へ転換するということである。
 中央企業の海外展開は活発さを呈しているが、それに伴い海外資産は増加し、そのリスクも高まっている。国務院国有資産管理委員会(以下 国資委)の王勇主任は、最近、「第12次5カ年計画の期間で中央企業はこれからも海外展開を加速する必要があるが、力量もそれに伴っていかねばならず、盲目的投資を避けるためにもリスク管理能力を高める必要がある。」と語っている。なお、2011年6月27日、国資委は「中央企業の海外国有資産や監督管理暫定法」等を公布している。

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