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ニュース・フラッシュ

2011年7月5日 シドニー 原田富雄

豪:WA州労働党、ウラン開発阻止を表明

 WA州野党である労働党のRipper党首は、パースで開催された労働党大会において、2013年に予定される州選挙に勝利すれば、現政権下で認められているウラン開発を阻止するとの見解を示した。また、上記によりWA州でのウラン開発のために、現在投資を行って開発を進める事業者に対して、保証金を支払う考えもないとしている。
 これに対して、WA州Norman Moore鉱山・石油大臣は、一旦政府と事業者との間で締結した契約を破棄することはできないとし、仮にウラン開発が中止されたとしても保証は行うべきとの考えを示すとともに、ウラン開発中止がWA州経済に与える悪影響を与えるとして野党を牽制している。
 WA州ウラン開発に関しては、2008年9月6日に行われたWA州選挙結果により、開発を認めてこなかった労働党政権から、開発を認める自由党のバーネット政権に交代したことから、ウラン事業者であるCameco、BHP Billiton、Mega Uranium、Toro Energy社などが開発を進めている。連邦労働党とウラン開発について考えが異なるWA州労働党はひとつのソブリンリスクとなっている。

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