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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル 亜鉛
2011年7月11日 バンクーバー 片山弘行

加:ユーコン準州最高裁判所、Selwyn鉛・亜鉛プロジェクトに対するファーストネーションの訴えを退ける

 ユーコン準州の最高裁判所は、2011年7月6日、ユーコン準州政府がSelwyn Resources Ltd.(以下、Selwyn社)所有のSelwyn鉛・亜鉛プロジェクトに対して発行した決定通知書の無効を求めて、地元Liardファーストネーションが2010年11月に起こした訴訟に対して、訴えを退ける判決を下した。
 ユーコン準州が発行した決定通知書は、Selwynプロジェクトでのより進んだ坑道探鉱を実施するための一連の環境評価のうちの最終段階に当たるものであり、この決定通知書によりSelwyn社は鉱山開発のライセンスおよび許認可申請を開始することができる。Selwyn社は、本却下判決により、Selwynプロジェクトに係るタイプBの水利用ライセンス及び土地利用許可についての不確実性がなくなったと述べている。
 Liardファーストネーションは、2010年11月に当該プロジェクトは環境評価等において正しく評価されておらず、準州政府はファーストネーションとの交渉の責務を果たしていないとして訴えを起こしていた。
 Selwyn鉛・亜鉛プロジェクトは、加ユーコン準州と北西準州の境界に位置しており、概測資源量154.35百万t、平均亜鉛品位5.35%、平均鉛品位1.86%と評価されている。中国・雲南馳宏亜鉛ゲルマニウム有限公司とのジョイントベンチャーにより探鉱が実施され、2010年8月に双方の権益が50:50で確定、当該権益比率にてSelwyn Chihong Mining Ltd.を設立している。
 またSelwyn社は、Korea Zinc Companyが2011年7月3日と6日にSelwyn社ワラントを行使し、19.52%の株主となったことも発表している。

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