閉じる

ニュース・フラッシュ

2011年7月11日 モスクワ 大木雅文

ロシア・豪:Rosatom、豪州からのウラン調達で合意

 2011年6月29日付け当地報道によると、国策会社Rosatomのセルゲイ・キリエンコ総裁と豪州核不拡散保障局(ASNO)のロバート・フロイド局長が、露豪原子力平和利用政府間協定に従って締結された議定書を構成する公文を交換し、これによりロシアは豪州からウランを輸入し、ロシア企業がそれを加工することができるようになると伝えている。
 キリエンコ総栽は、「交換公文の形によって、両国は議定書を実行に移す。これら(政府間協定、議定書、交換公文)すべての文書が両国間の協力の法的な基礎を構築している」とし、「両国の協力の範囲は、ロシア企業が自らの必要のためウランを調達する以上の可能性をもたらすものである」と述べた。
 一方、フロイド局長は、法的な基礎だけで協力のための建設的な土台とすることはできないとしながらも「両国が相互の協力関係を今や発展させることができるようになったことを私も期待している」と述べ、更に交換公文によって最も広範な協力に着手する可能性が両国に与えられると強調した。
 同協定は2007年に署名されていたが、ここへ来てようやく、ロシア企業が豪州産のウランを平和利用することを保証するメカニズムが構築されたことになる。

ページトップへ