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ニュース・フラッシュ

2011年7月11日 ロンドン 萩原崇弘

中国:鉱物資源の輸出制限措置に関するWTO報告書、他の資源国にも波及

 WTOが2011年7月5日に発表した中国の鉱物資源の輸出制限がWTO協定違反と判断するとのパネル報告書について、他の資源国の輸出制限措置にも影響するとの観測が出ている。
 報道によれば、在英国の法曹関係者からの声として、「今回のWTOパネル報告書の決定が確定するまではまだ数段階必要なものの、今後、WTO加盟国の中では何よりも鉱物資源・原材料に関する輸出制限と当該国際価格の高値とが問題となる可能性がある。具体的にはロシア、インド、ウクライナ等の資源国が講じている輸出制限措置について、中国同様、国際ルールに則った輸出制度に変更するよう圧力がかかるだろう。既に新たな中国以外の資源国の輸出制限措置についてWTO提訴の要望も出てきている。」とのコメントが紹介されている。

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