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ニュース・フラッシュ

2011年7月14日 北京 土居正典

中国:商務部、2011年第2回レアアース輸出枠を発表

 商務部外貿司は2011年7月14日、2011年第2回の企業別レアアース輸出枠15,738 tを発表した。第1回分14,446 tと合わせた2011年の輸出枠は30,184 tで、2010年の輸出枠30,259 tとほぼ同レベルのように見えるが、2011年5月にレアアース鉄合金(年間10,000 t強の輸出量)が新たにレアアース輸出管理対象となっていることから、2011年のレアアース輸出枠は実際のところ大幅に削減されたことになる。輸出枠は、2008年~2010年の輸出実績に基づくほか、レアアース生産企業が有利となるよう当該企業の2009年輸出供給量を参考に傾斜配合された。関係各地商務部門は、各企業へ輸出枠を通知するほか、輸出状況の追跡及び外貿司への報告を求められている。
 なお、レアアース産業統合整理中の内モンゴル自治区にある包頭華信製錬有限公司(2011年第1回輸出枠93 tを保有)が閉鎖されたため、同公司の輸出実績及び輸出枠は権益を保有する内モンゴル包鋼希土(集団)ハイテク株式有限公司が引き継ぐ。また、江西希少金属タングステン業株式集団有限公司が江西金世紀新材料株式有限公司(2011年第1回輸出枠432 tを保有)を買収(権益73.53%保有)したため、金世紀公司の2011年のレアアース輸出権は、希少金属タングステン業公司傘下の江西希少稀土金属タングステン業集団有限公司に移転され、第2回輸出枠も配分された。

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