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ニュース・フラッシュ

2011年7月18日 ジャカルタ 高橋健一

インド:鉱山省ワーキンググループ、アルミ国内需要拡大を見越し、大規模鉱山開発プロジェクトの承認手続きの迅速化を提言

 2011年7月5日の各社報道によれば、インド鉱山省内に設置されているワーキンググループは、今後6年間でアルミの国内需要が現在の2倍となる280万tに拡大することを見越し、国内の大規模ボーキサイト鉱山開発プロジェクトの承認手続きを迅速化することを提言した。国内のアルミ需要拡大に伴い、ボーキサイト鉱石の不足量が現在の2百万tから2017年までに12百万tに拡大すると推計されたことに関連し、同ワーキンググループでは、現在検討されているアルミ・リサイクル施設の整備や鉱石輸入の促進よりも、国内の大規模ボーキサイト鉱山開発プロジェクトの奨励及び手続きの迅速化を優先的に行なうべきであると主張している。
 現在、順調に進んでいる国内での大規模鉱山プロジェクトは無く、Vedanta社の年産3百万tプロジェクト、Anrak Alumina社の年産4.5百万tプロジェクト、Aditya Aluminium社の年産4.5百万tプロジェクトの計画はあるが、いずれも承認手続き(一部は司法判断)上の障害により進展していない。この他、同ワーキンググループの提言は、アルミ合金の高付加価値化やアルミ・リサイクル政策にも及び、税制及び規制の改正や技術開発の促進を行ってゆくべきであると述べている。

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