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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2011年7月19日 シドニー 栗原政臣

豪:FMG社、鉄鉱石生産の目標水準へ達するも今後に不安

 2011年7月16日の地元紙等は、豪州鉄鉱石生産大手のFortescue Metals Group(FMG)社は、鉄鉱石の年産目標55 Mtに達したが、高コストのために大幅なコスト削減ができなければこの生産量を継続するのは困難と投資家に警告している、と報道した。7月15日、FMG社の2011年Q2の生産報告書が公開され、降雨の影響を受けた2011年Q1より38%増の鉄鉱石11.5百万tを出荷し、6月に4.7百万t(年産で56.4百万t)の鉄鉱石を出荷しており、年間55百万tを達成可能、としている。
 退陣間近で来週には非常勤会長に就任予定のAndrew Forrest CEOは、「才能のある者が共通のビジョンとエネルギーを持って団結すれば、小さなチームでもほとんどどんな物事でも達成できると、今日の如く非常に野心的なターゲット設定をした。」と述べた。
 FMG社のForrest社長は、「新しいPilbara iron ore鉄道、港および鉱山を建設し、BHP BilitonとRio Tintoの鉄鉱石独占を事実上打破したことは、正当に評価されるだろう。しかし、FMG社の生産量のターゲットの高さは、非常に大きな努力が必要だ。現在、FMG社は、鉄鉱石生産量を次の24ヵ月で155百万t、さらにその後4年間で350百万tへの拡張する計画を立てている。BHP BilitonとRio Tintoは、Pilbaraの最も条件の良い地域で40年間操業で現在年間350百万tを生産している事から言って非常にチャレンジングな目標と言える。」と述べた。
 FMG社は、目標となるコストをUS$40~45/tにしているが、現状ウェットトン当たりUS$53、ドライトン当たりUS$58に上昇している。

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