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ニュース・フラッシュ

2011年7月25日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:2011上期外国投資額、前年同期比21%増、部門別では鉱業投資額が第1位

 2011年7月21日の各社報道によれば、インドネシア投資計画庁(BKPM)Gita長官は、2011年上期の外国投資額を発表した。これによれば、外国直接投資額は前年同期比21%増の96億US$となり、セクター別では、鉱業部門が第1位の15億US$、以下、化学、機械、電気、交通部門と続いた。主要生産物となる石炭、錫などの資源価格上昇が鉱業部門をトップに押し上げた主要因としている。国別の2011年Q2における投資額は第1位がシンガポール、以下、オランダ、米国と続いた。
 投資計画庁は、韓国、インド企業による投資プロジェクトが現在進行しており、今後の見通しとしてこれらの国による投資額が拡大するとコメントしている。一方で、金融関係アナリストの一部は、インフラ整備の遅れやインフレ懸念がインドネシア経済の最大のアキレス腱であると指摘し、また政府の行政能力にも問題があるとした上で、政府がこれらをうまくコントロールできない場合、外国投資を減速させる可能性もあると警鐘を鳴らしている。

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