閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年7月25日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:Grasberg鉱山、ストライキにより銅生産約16千tに影響

 2011年7月22日の各社報道によれば、インドネシアGrasberg銅・金鉱山において7月4日から8日間に亘り発生したストライキにより、銅35百万lb(約15,876 t)、金6万oz(約1.7 t)の損失が発生したことをFreeport Indonesiaが発表した。また、同社によれば、2011年~2013年の労働契約に係る労働組合側との交渉を7月20日から開始し、10月を目途に契約を更新する見通しであることも明らかにした。
 今回のストライキで労働組合側は、現在のGrasberg鉱山での時給は1.5 US$であるのに対し、Freeport社が操業する鉱山での世界平均時給が15 US$であり、著しく低い水準となっていることを指摘し、現状の2倍となる3.0 US$への引き上げを要求しており、この点が交渉の焦点となる。地元の労働事務所によれば、今回のストライキによる鉱山側の損失額は1日約2,000億ルピア(約2,340万US$)となり、仮に鉱山労働者8,000人の給与を2倍に引き上げると、その年間増額分はこれと同等の額になるとしている。

ページトップへ