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ニュース・フラッシュ

2011年8月1日 ロンドン 北野由佳

南ア:Sishen鉱山での探鉱権付与に関する不正行為疑惑で鉱物資源省に強制捜査

 各社報道によると、南アの優先事件捜査局(DPCI:Directorate for Priority Crimes Investigation)は2011年7月27日、Sishen鉄鉱石鉱山での探鉱権付与に関する不正行為疑惑が浮上している同国鉱物資源省(DMR)のプレトリア事務所及びキンバリー事務所、並びにImperial Crown Trading社 (以下ICT社)の事務所で強制捜査を行った。
 今回問題となったSishen鉄鉱石鉱山の権益は74%をAnglo American子会社Kumba Iron Ore社が保有しており、残りの21.4%に関してはArcelor Mittal SA社が有していた。しかし、2009年にArcelor Mittal SA社が鉱業権の更新に失敗した際にKumba Iron Ore社が本権益の継承を申請したものの、DMRは2009年11月にICT社に21.4%分の鉱業権を付与していた。Kumba Iron Ore社は、このICT社への鉱業権付与に関して不正があったとして、2010年に訴訟手続きを行い、第1回目の審理は2011年8月の第3週目に行われる予定である。また、Kumba Iron Ore社は高等裁判所に対し、DMRの決定をくつがえすよう要請している。

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