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ニュース・フラッシュ

2011年8月5日 調査部 渡邉美和

中国:錦輝控股集団、シリコーンバッテリで韓国商務団と戦略的提携に調印

 現地報道によると、2011年8月3日、訪中した韓国商務団と、シリコーンバッテリの特許を申請中の錦輝控股集団は、湖北省荊州で戦略的提携に調印した。これにより、韓国側は将来5年にわたって中国から電動自動車用に2,500億元(389億US$)のシリコーンバッテリを調達する。錦輝控股集団の陳董事長によれば、シリコーンバッテリは電動自転車などに通常用いられている鉛蓄電池と比べると、寿命や充電速度、放電性、温度環境対応などに優位性を持っており、同集団は国家特許を申請している。
 韓国商務団の代表である韓国国家競争力委員会の趙東成主任委員の紹介によれば、韓国大統領府のグリーン成長委員会の指導の下、世界の新エネルギー電池と比較検討した結果、この蓄電池の各機能が優れていると表明した。韓国は今回の提携に基づき、大規模に電動自動車用としてシリコーンバッテリを調達する。2011年の韓国での電動自動車用蓄電池の需要量は210億US$で、2012年は320億US$に達する見通しとのこと。今回の電池が投入されれば、将来6年で漸次従来型の鉛蓄電池は韓国市場から退出する見通しとでなる。具体的な調達方法は今後詰められる。

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