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ニュース・フラッシュ

2011年8月8日 ロンドン 小嶋吉広

DRCコンゴ:駐南ア大使が鉱業の高付加価値化のため鉱石輸出禁止を主唱

 DRCコンゴのM’Poko駐南ア大使はメディアに対し、DRCコンゴからの鉱石輸出を全面的に禁止し、鉱業の高付加価値化を図ることで、税収の増加や国内経済の振興を図るべきであると述べた。
 鉱業の高付加価値化に関しては現行の鉱業法で規定されており、またDRCコンゴ政府は2010年4月、銅及びコバルトの鉱石輸出に対し60 US$/tの関税措置を導入している。これらを受け、現在DRCコンゴ国内では製錬・精錬所の建設が鉱山会社によって進められているが、取り組みは未だ十分でない。同大使は、鉱業法を遵守しない企業に対しては今後採掘ライセンスの剥奪等もあり得るとコメントしている。また同大使は、DRCコンゴ東部では現在でも錫やタンタルの鉱石輸出が行われていることを指摘した。
 DRCコンゴ政府としても東部で産する錫鉱石の輸出禁止に向け取り組んでいるところであり、2011年5月には世界的な錫生産企業であるMalaysia Smelting Corpと、東部での錫の探鉱・開発及び精錬所建設に関し協力協定を調印している。

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