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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年8月8日 ロンドン 北野由佳

南ア:金、ダイヤモンド鉱山でスト終結、白金鉱山では賃上げ交渉が続く

 南アの金鉱山会社AngloGold Ashanti社、Gold Fields社、Harmony社の鉱山労働者約10万人は、賃上げを要求し2011年7月28日からストに入っていたが、8月2日、経営者側と2年間の賃上げ協定を締結したことによりストを終結した。労働者の職位によって7.5~10.5%の賃上げが行われる。Harmony社では今回のストによって金500 kgの生産ロスが生じたと計算している。
 ダイヤモンド生産世界最大手のDe Beers社でも、鉱山労働者と経営者側の賃上げ交渉が決裂したことを受け、7月22日からスト入りしていたが、8月4日、2年間の賃上げ協定で合意に達したことからストを終結した。同社は14日間に及んだストライキにも拘わらず、2011年の生産目標達成は可能であると予測している。
 一方、白金生産世界第2位のImpala Platinum社は、南ア鉱山労働組合(NUM: National Union of Mine Workers)との賃上げ交渉を続けている。同社経営者側が当初7.5~8%の賃上げを提示したのに対し、組合側は14%の賃上げを要求し、ストライキ突入の可能性があったが、8月4日、組合側は経営者側が提示した新たな賃上げ額を検討すると発表した。8月12~13日に、組合側と経営者側が再び話し合いの場を設けることとなっている。

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