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ニュース・フラッシュ

2011年8月8日 ロンドン 小嶋吉広

南ア:高等裁判所がEskomに対し電力価格情報の開示を命じる

 メディア報道によると、南ア・ハウテン州高等裁判所は2011年8月5日、国営電力会社Eskomに対し、BHP Billitonとの売電契約における電力価格に関し情報開示を命じる判決を下した。
 EskomはBHP Billitonが操業するHillsideアルミ精錬所(南ア)及びMozalアルミ精錬所(モザンビーク)への電力供給において、一般的水準より安価な電力を提供していると言われていた。Eskomとしては、電力価格に関する情報には営業及び財務面での機密情報が含まれており、開示した場合、Eskom及びBHP Billiton双方に不利益をもたらす恐れがあるとしてこれまで情報開示を見合わせてきた。本判決に関し、Eskom及びBHP Billitonは上告するかどうか現在検討中とのことである。
 今回の判決で情報開示が命ぜられたHillside アルミ精錬所とMozalアルミ精錬所は、合わせてEskomによる発電量の約5%を消費している。

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