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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2011年8月8日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:Grasberg銅・金鉱山の労使交渉、労組が高額賃金を要求

 2011年8月4日の報道によれば、インドネシアGrasberg銅・金鉱山において同鉱山の賃金交渉に端を発し、7月に8日間のストライキを行った労組側は、今回最低でも現行賃金の20倍を要求しており、要求が受け入れられなければ、再度のストライキも辞さない考えであるとしている。組合代表者の説明によれば、現在のGrasberg鉱山での最低時給は1.5 US$であるが、Freeport社が操業する他国の鉱山での時給に対し著しく低い水準となっており、最低でも30 US$への引き上げを要求している。8月17日が鉱山側の回答期限であり、満足な回答が得られなければ、再度ストライキを実施する可能性もあるとしている。
 Freeport社関係者は、この要求を認めれば、地域のインフレを誘発するだけでなく、国内の錫や石炭鉱山労働者などにも波及することを懸念している。また、労働法専門弁護士なども今回の労働者側の要求はあまりにも高額であり、不合理なものだとコメントしている。

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