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ニュース・フラッシュ

2011年8月9日 シドニー 原田富雄

豪:NSW州、ウラン探鉱・開発を引き続き禁止する考え

 NSW州でのウランの探鉱・開発は州法により禁止されているが、連邦政権を握る労働党は2007年にウラン開発の全面解禁を認める党議決定を行い、2008年には、労働党政権下で禁止されていたWA州でのウラン開発が政権を奪取した自由保守連合政権のもとで認められたことから、2011年3月に労働党から自由保守連合政府に転じたNSW州においても、ウラン開発が認められるのではないかという期待が高まっていた。
 これに関してFerguson連邦資源エネルギー大臣は、同州及び同じくウラン開発を禁ずるVIC州に対してウラン解禁に向けて再考するよう呼びかけている。SA州との州境においてウラン資源が有望であると認識するNSW州政府はこうした連邦政府の働きかけに応じ、同州のHartcher資源エネルギー大臣が2011年6月中旬にウラン開発推進団体である豪州ウラン協会(Australian Uranium Association)のAngwin会長と会談を行なったと、地元紙が報じている。
 しかしながら、NSW州のO’Farrell州首相、Hartcher資源エネルギー大臣とも、現在のウラン政策を再考する考えはないとして、ウラン解禁への動きを見せていない。

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