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ニュース・フラッシュ

2011年8月15日 ロンドン 北野由佳

南ア:鉱山会議所CEO、鉱山国営化実施の可能性は低いとコメント

 南アフリカ鉱山会議所(Chamber Of Mines)のBheki Sibiya CEOは2011年8月11日、同国で鉱山国営化に関する議論が再燃していることを受けて、ヨハネスブルクで開催された石炭ジュニア企業会議(junior coal conference)でのスピーチで、鉱山国営化が実施される可能性は低いとの考えを示した。同氏は「鉱山国営化を求める声があるのは貧困等に原因があり、それらの問題を理解し、解決する必要がある。鉱山国営化はそれらの問題を解決する糸口とはならない。鉱山会議所、南ア鉱業協会、鉱山会社は協力し、国営化の議論に立ち向かわなければならない。」とコメントした。
 一方、こうした資源ナショナリズムは、投資家にとって大きな脅威となっている。Ernst&Young社が2011年8月8日に発表した鉱業におけるビジネスリスクTop 10によれば、第1位は「資源ナショナリズム(Resource nationalism)」となっており、鉱山の国営化、鉱業税及びロイヤルティの引き上げ、高付加価値化の義務化等の政策が2011~2012年における最大のビジネスリスクとして位置づけられている。

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