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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2011年8月15日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:PT INCO、ニッケル生産拡張計画に2011年に2.32億US$の投資実行

 2011年8月3日の地元各社報道によれば、インドネシアPT International Nickel Indonesia(以下「PT INCO」)は、ニッケル年産量12万t規模への拡張計画達成のため、2011年に2.32億US$の投資を実行する。投資は、南スラウェシの既存のSorowakoニッケルマット製錬所の拡張並びに中央スラウェシのBahodopiにおける新規鉱山及び製錬プラント建設に充てられ、当初の目標は現在のニッケル年産量7.5万tから、2015年までに9万tに引き上げ、最終的に12万t規模に拡大する計画であり、投資総額は5億US$となる予定。
 現在、PT INCOはこの拡張計画のFSを実施中であるが、その内容として、Sorowakoニッケルマット生産ラインの増設、Bahodopi生産ラインの新設、Karebbe水力発電プラントの増強による電力供給能力拡張などが核となる。発電能力の拡張は生産コスト低減を狙いとしており、90 MWの発電能力を持つKarebbe水力発電プラントの建設は現在ほぼ完了し、既存のLarona、及びBalangbano水力発電プラントの発電能力315 MWと合わせ400 MWの能力となる。なお、現在実施中の拡張計画FSはBaosteel Resources社及びPan China International社の中国2社と進めている。

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