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ニュース・フラッシュ

2011年8月15日 北京 土居正典

中国:国土資源部、レアアース業界の健全な発展促進への意見発表

 中国希土ネットによれば、国土資源部は「レアアース業界の持続的かつ健全な発展の促進に関する国務院の若干の意見」の徹底的な実施に向け通達を発表した。
 通達では、違法な探査・採掘及び無許可探査・採掘を厳しく取締まるとし、特に深刻な違法探査・採掘案件は操業監視対象とし、企業及び関係者の責任を法に基づき追及する。また計画備蓄を強化するとともに、レアアース国家計画鉱区の南部イオン吸着型鉱山及び北部軽希土類資源の探査開発を統一的に計画し、一部鉱区を国家計画鉱区に指定する。探査権及び採掘権を全面的に整理し、採掘企業の参入基準を厳しくする。探査権・採掘権の新規申請受理停止を全国的に継続し、新規鉱業権の付与はしない。既存鉱山の採掘拡大を原則的に禁止する。南部イオン吸着型レアアース採掘参入許可制度を定め、資金力、技術力、生産規模などの面で参入基準を強化する。
 また、資源開発統合を一層促進し、鉱業権の集約を図り、採掘企業数を大幅に削減する。1~2年かけての大手企業主導のレアアース開発体制の基本的構築を目指している。環境対策復旧作業を強化し、環境処理復旧保証金制度を厳しく実行する。地域共同メカニズムを深め、開発監督管理の長期的かつ効果的なメカニズムを構築する。南部5省区15市は、「区域共同行動協議」を遵守し、「採掘及び運送・販売における共同監督管理計画案」を研究し完備させる。内モンゴル自治区包頭市、四川省涼山州、山東省済寧市は、軽希土類の開発監督管理区域共同行動をできるだけ速く実施し、統合再編及び市場の統合を加速させる。
 各省レベル国土資源主管部門は、鉱業権に関する審査作業を行い、2011年10月末までに審査結果を国土資源部へ報告し、同部は探査権・採掘権を有する企業リストを一般に公開する。

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