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ニュース・フラッシュ

2011年8月23日 シドニー 栗原政臣

豪:Newcrest社、新たな投資家の発掘へ

 2011年8月15日、Newcrest Mining Ltd.(本社メルボルン、以下Newcrest社)は、2010/11年度の決算を報告し、ここ1年の利益は過去最高益を記録し、好調な金価格の影響で今後の見通しも明るいとした。また、Newcrest社は2015/16年度までの5年間に生産を50%増加させるためのA$90億の投資を実行するために、カナダでの上場を敢行するとした。しかし、Greg Robinson最高責任者(Chief Executive)は、豪州WA州PilbaraおよびPNGの金鉱山でのコスト上昇の影響で、2013/14年度の金生産量は5月予想の3.75 Moz(116 t)から減少し3.4~3.6 Moz(105~111 t)になるだろうと述べている。
 Newcrest社は、2010/11年度に前年度比63%増となるA$9億800万の利益を計上した。Newcrest社は、この数字は昨年A$100億でのLihir Gold社の買収により獲得した鉱山の統合、金販売の増加、及び高い金価格による、としている。
 2017年以降、Newcrest社の成長計画は、PNGのWafi-Golpu金・銅JVプロジェクトが中心となる。Newcrest社は、Wafi-GolpuプロジェクトのプレFSが6か月遅れることを明らかにしているが、このプロジェクトも含めWA州Telfer鉱山のようにコスト高のプロジェクトよりPNGのプロジェクトにより集中するとしている。

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